古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 974番

又越えむ

雅縁(がえん)

またここを越える人が泊まったら、あわれを知ってくれ。私が折り敷いた峰の椎柴よ。

作者
僧正雅緣(雅縁)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2又また又またまた越こ越ここえむえむえむ初句
  3. 3人ひと人ひとひともとまらばもとまらばもとまらば二句
  4. 4あはれあはれあわれ知し知ししれれれ三句
  5. 5わがわがわが折を折をおりしけるりしけるりしける四句
  6. 6峯みね峯みねみねののの椎柴しひしば椎柴しひしばしいしば結句

引用の仕方

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現代語訳

またここを越える人が泊まったら、あわれを知ってくれ。私が折り敷いた峰の椎柴よ。

意訳

もし後からこの峰を越える人がここで泊まったら、どうかあわれと思っておくれ。私が寝床として折り敷いた峰の椎柴よ。

語釈・文法注

椎柴
椎の小枝。

和歌

作者
雅縁(がえん) 1138–1223
源雅通の子。興福寺別当・僧正に至った。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・974番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

雅縁の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、177〜178頁(コマ98)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日