古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1914番

榊葉の

大中臣能宣(おおなかとみのよしのぶ)

榊葉の霜を打ち払い、枯れないままいつまでも住めと祈る、神の御前で。

作者
大中臣能宣朝臣(大中臣能宣)
  1. 1あるあるある所ところ所ところところののの屏風びやうぶ屏風びやうぶびょうぶののの繪ゑ繪ゑえににに、、、十一月しもつき十一月しもつきしもつき神かみ神かみかみ祭まつり祭まつりまつりるるる家いへ家いへいえののの前まへ前まへまえににに、、、馬うま馬うまうまににに乘の乘ののりてりてりて人ひと人ひとひとののの行ゆ行ゆゆくくく所ところ所ところところををを詞書
  2. 2榊葉さかきば榊葉さかきばさかきばののの初句
  3. 3霜しも霜しもしもうちはらひうちはらひうちはらい二句
  4. 4枯か枯かかれずのみれずのみれずのみ三句
  5. 5すめとぞすめとぞすめとぞ祈いの祈いのいのるるる四句
  6. 6神かみ神かみかみののの御前みまへ御前みまへみまえににに結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

〔詞書〕ある所の屏風の絵に、十一月に神を祭る家の前を、馬に乗って人が行く所を。

榊葉の霜を打ち払い、枯れないままいつまでも住めと祈る、神の御前で。

意訳

榊葉の霜を打ち払いながら、この家がいつまでも栄えるようにと、神の御前に祈る。

語釈・文法注

すめ
「住め」と「澄め」をかける。

和歌

作者
大中臣能宣(おおなかとみのよしのぶ) 921–991
伊勢神宮の祭主。梨壺の五人の一人として『後撰和歌集』の撰集にあたった。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1914番
歌体
短歌
状況
詞書「ある所の屏風の繪に、十一月神祭る家の前に、馬に乘りて人の行く所を」(ある所の屏風の絵に、十一月に神を祭る家の前を、馬に乗って人が行く所を)。

修辞

倒置
倒置。
体言止め
体言止め。

解説

能宣の歌。底本は第四句を「すめとぞ祈る」とするが、「すめとも祈る」とする本もある。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、354頁(コマ187)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日