古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1811番

かくばかり

和泉式部(いずみしきぶ)

これほどつらいのを我慢して生き長らえたら、これ以上のもの思いをするだろう。

作者
和泉式部
  1. 1尼あま尼あまあまにならむとにならむとにならむと思おも思おもおもひひい立た立たたちけるちけるちけるををを、、、人ひと人ひとひとのとめのとめのとめ侍はべ侍はべはべりければりければりければ詞書
  2. 2かくばかりかくばかりかくばかり初句
  3. 3憂う憂ううきききををを忍しの忍しのしのびてびてびて二句
  4. 4ながらへばながらへばながらえば三句
  5. 5是これ是これこれよりまさるよりまさるよりまさる四句
  6. 6ものものものをををこそこそこそ思おも思おもおもへへえ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕尼になろうと思い立ったのを、人が止めましたので。

これほどつらいのを我慢して生き長らえたら、これ以上のもの思いをするだろう。

意訳

これほどのつらさをこらえて生き長らえたら、今以上の苦しい思いをすることになるでしょう。

語釈・文法注

和歌

作者
和泉式部(いずみしきぶ) 978?–?
大江雅致の娘。和泉守橘道貞の妻となり、のち冷泉天皇の皇子為尊親王・敦道親王との恋で知られる。中宮彰子に仕えた。情熱的な恋の歌が多く、『和泉式部日記』がある。娘は小式部内侍。
出典
『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1811番
歌体
短歌
状況
詞書「尼にならむと思ひ立ちけるを、人のとめ侍りければ」(尼になろうと思い立ったのを、人が止めましたので)。

解説

和泉式部の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、333頁(コマ176)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日