古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十二 恋歌二 1124番

夢にても

式子内親王(しょくしないしんのう)

夢の中でも見えているだろうに。嘆きながら寝入った宵の、袖の様子は。

作者
式子內親王(式子内親王)
  1. 1百首ひやくしゆ百首ひやくしゆひゃくしゅののの歌うた歌うたうたののの中なか中なかなかににに詞書
  2. 2夢ゆめ夢ゆめゆめにてもにてもにても初句
  3. 3見み見みみゆらむものゆらむものゆらむものををを二句
  4. 4歎なげ歎なげなげきつゝきつゝきつつ三句
  5. 5打う打ううちぬるちぬるちぬる宵よひ宵よひよいののの四句
  6. 6袖そで袖そでそでののの氣色けしき氣色けしきけしきははは結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕百首歌の中で。

夢の中でも見えているだろうに。嘆きながら寝入った宵の、袖の様子は。

意訳

嘆きながら寝入った宵の私の涙に濡れた袖の様子は、あの人の夢の中にも見えているだろうに。

語釈・文法注

和歌

作者
式子内親王(しょくしないしんのう) ?–1201
後白河天皇の皇女。賀茂の斎院を務めた。藤原俊成に和歌を学び、内に秘めた激しい情を静かな調べで詠んだ。『新古今和歌集』に女性歌人として最も多い四十九首が入る。
出典
『新古今和歌集』巻第十二・恋歌二・1124番
歌体
短歌
状況
詞書「百首の歌の中に」(百首歌の中で)。

修辞

二句切れ
二句切れ。
倒置
倒置。

解説

式子内親王の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、204頁(コマ112)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日