古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1170番

心にも

藤原道信(ふじわらのみちのぶ)

心ならずも、わが身は行ったり帰ったりして、道の空で消えてしまいそうだ。

作者
道信朝臣(藤原道信)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2心こころ心こころこころにもにもにも初句
  3. 3あらぬあらぬあらぬ我わ我わわががが身み身みみののの二句
  4. 4ゆきかへりゆきかへりゆきかえり三句
  5. 5道みち道みちみちののの空そら空そらそらにてにてにて四句
  6. 6消き消ききえぬべきかなえぬべきかなえぬべきかな結句

引用の仕方

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現代語訳

心ならずも、わが身は行ったり帰ったりして、道の空で消えてしまいそうだ。

意訳

思うにまかせないわが身は、あの人のもとへ行っては帰るばかりで、その道の途中で消えてしまいそうだ。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原道信(ふじわらのみちのぶ) 972–994
太政大臣藤原為光の子。和歌にすぐれたが、二十三歳の若さで亡くなった。藤原実方と親しかった。
出典
『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1170番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

道信の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、214頁(コマ117)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日