古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1652番

水上の

藤原師通(ふじわらのもろみち)

水上の空に見えるのは、白雲が立つのに見まがう布引の滝だ。

作者
二條關白內大臣(藤原師通)
  1. 1京極前太政大臣きやうごくのさきのだいじやうだいじん京極前太政大臣きやうごくのさきのだいじやうだいじんきょうごくのさきのだいじょうだいじん、、、布引ぬのびき布引ぬのびきぬのびきののの瀧たき瀧たきたき見み見みみにまかりたりけるににまかりたりけるににまかりたりけるに詞書
  2. 2水上みなかみ水上みなかみみなかみののの初句
  3. 3空そら空そらそらににに見み見みみゆるゆるゆるははは二句
  4. 4白雲しらくも白雲しらくもしらくもののの三句
  5. 5立た立たたつにまがつにまがつにまがへるへるえる四句
  6. 6布引ぬのびき布引ぬのびきぬのびきののの瀧たき瀧たきたき結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕京極前太政大臣が布引の滝を見に出かけた時に。

水上の空に見えるのは、白雲が立つのに見まがう布引の滝だ。

意訳

滝口の空に見えるのは、白雲が立ちのぼるのと見分けのつかない、布引の滝だ。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原師通(ふじわらのもろみち) 1062–1099
藤原師実の子。関白・内大臣に至った。日記『後二条師通記』を残した。
出典
『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1652番
歌体
短歌
状況
詞書「京極前太政大臣、布引の瀧見にまかりたりけるに」(京極前太政大臣が布引の滝を見に出かけた時に)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

師通の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、303頁(コマ161)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日