古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1881番

立ちかへり

源雅定(みなもとのまささだ)

立ち返り、また見たいことだ。御裳濯川の瀬々の白波を。

作者
中院入道右大臣(源雅定)
  1. 1公卿勅使くぎやうちよくし公卿勅使くぎやうちよくしくぎょうちょくしにてかへりにてかへりにてかえり侍はべ侍はべはべりけるにりけるにりけるに、、、壹志いちし壹志いちしいちしののの驛うまや驛うまやうまやにてよみにてよみにてよみ侍はべ侍はべはべりけるりけるりける詞書
  2. 2立た立たたちかへりちかへりちかえり初句
  3. 3又また又またまたももも見み見みみまくのまくのまくの二句
  4. 4ほしきかなほしきかなほしきかな三句
  5. 5みもすそみもすそみもすそ川がは川がはがわののの四句
  6. 6瀨々せぜ瀨々せぜせぜののの白波しらなみ白波しらなみしらなみ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕公卿勅使として帰りました時に、壱志の駅で詠みました歌。

立ち返り、また見たいことだ。御裳濯川の瀬々の白波を。

意訳

帰る道すがらも、もう一度引き返して見たいものだ。御裳濯川の瀬ごとに立つ白波を。

語釈・文法注

見まくのほしき
見たい。

和歌

作者
源雅定(みなもとのまささだ) 1094–1162
源雅実の子。右大臣に至り、のち出家した。中院右大臣と呼ばれた。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1881番
歌体
短歌
状況
詞書「公卿勅使にてかへり侍りけるに、壹志の驛にてよみ侍りける」(公卿勅使として帰りました時に、壱志の駅で詠みました歌)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
倒置
倒置。
体言止め
体言止め。

解説

雅定の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、347頁(コマ183)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日