古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 926番

磯馴れぬ

源師賢(みなもとのもろかた)

磯に慣れない心は耐えられない。旅寝する蘆の丸屋にかかる白浪よ。

作者
源師賢朝臣(源師賢)
  1. 1水邊旅宿すいへんのりよしゆく水邊旅宿すいへんのりよしゆくすいへんのりょしゅくといへるといへるといえる心こころ心こころこころをををよめるよめるよめる詞書
  2. 2磯いそ磯いそいそ馴な馴ななれぬれぬれぬ初句
  3. 3心こころ心こころこころぞたへぬぞたへぬぞたえぬ二句
  4. 4旅たび旅たびたび寢ね寢ねねするするする三句
  5. 5蘆あし蘆あしあしのまろやにのまろやにのまろやに四句
  6. 6かゝるかゝるかかる白浪しらなみ白浪しらなみしらなみ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕「水辺旅宿(水辺の旅宿)」という題を詠んだ歌。

磯に慣れない心は耐えられない。旅寝する蘆の丸屋にかかる白浪よ。

意訳

磯辺の暮らしに慣れない私の心には耐えがたい。旅寝をしている蘆葺きの粗末な小屋にまで、白浪がかかってくるのだから。

語釈・文法注

磯馴れ
磯辺に慣れる。
まろや
丸屋。粗末な小屋。

和歌

作者
源師賢(みなもとのもろかた) 1035–1081
源資通の子。蔵人頭などを務めた。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・926番
歌体
短歌
状況
詞書「水邊旅宿といへる心をよめる」(「水辺旅宿(水辺の旅宿)」という題を詠んだ歌)。

修辞

二句切れ
二句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

師賢の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、170頁(コマ95)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日