新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1177番
明くといへば
明けるというので落ち着かない春の夜の夢のように、あなたを夜だけ見ることになるのだろうか。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕内親王に通いはじめて、翌朝に贈った歌。
明けるというので落ち着かない春の夜の夢のように、あなたを夜だけ見ることになるのだろうか。
意訳
夜が明けるとなると心が落ち着かない。春の夜のはかない夢のように、あなたとは夜だけしか逢えないのだろうか。
語釈・文法注
- しづ心なき
- 落ち着いた心がない。
和歌
- 作者
- 源清蔭(みなもとのきよかげ) 884–950
陽成天皇の皇子。臣籍に下り、大納言に至った。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1177番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「女みこに通ひそめて、あしたにつかはしける」(内親王に通いはじめて、翌朝に贈った歌)。
解説
清蔭の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、215頁(コマ117)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日