古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1625番

ことしげき

寂然(じゃくぜん)

煩わしい世を逃れた深山のあたりに、嵐の風も心して吹け。

作者
寂然法師(寂然)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2ことしげきことしげきことしげき初句
  3. 3世よ世よよををを遁のが遁のがのがれにしれにしれにし二句
  4. 4みみみ山邊やまべ山邊やまべやまべににに三句
  5. 5嵐あらし嵐あらしあらしののの風かぜ風かぜかぜももも四句
  6. 6心こころ心こころこころしてしてして吹ふ吹ふふけけけ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

煩わしい世を逃れた深山のあたりに、嵐の風も心して吹け。

意訳

煩わしいことの多い世を逃れて来た深山なのだから、嵐の風よ、心して静かに吹いておくれ。

語釈・文法注

和歌

作者
寂然(じゃくぜん) 生没年未詳(十二世紀)
俗名藤原頼業。兄の寂念・寂超とともに「大原の三寂」と呼ばれた。西行と親しかった。
出典
『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1625番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

寂然の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、298頁(コマ159)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日