古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1221番

いかばかり

鳥羽院(とばいん)

どれほどうれしいだろう。一緒に、恋されている身も苦しいのだったら。

作者
鳥羽院御歌(鳥羽院)
  1. 1人ひと人ひとひとにつかはしけるにつかはしけるにつかわしける詞書
  2. 2いかばかりいかばかりいかばかり初句
  3. 3うれしからましうれしからましうれしからまし二句
  4. 4諸共もろとも諸共もろとももろともににに三句
  5. 5戀こ戀ここひらるゝひらるゝいらるる身み身みみももも四句
  6. 6苦くる苦くるくるしかりせばしかりせばしかりせば結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕人に贈った歌。

どれほどうれしいだろう。一緒に、恋されている身も苦しいのだったら。

意訳

私が恋い慕うのと同じように、恋されているあなたも苦しんでくれるのなら、どんなにうれしいことだろう。

語釈・文法注

せば〜まし
反実仮想。

和歌

作者
鳥羽院(とばいん) 1103–1156
第七十四代天皇。堀河天皇の皇子。譲位後、崇徳・近衛・後白河の三代にわたり院政をしいた。
出典
『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1221番
歌体
短歌
状況
詞書「人につかはしける」(人に贈った歌)。

修辞

二句切れ
二句切れ。
倒置
倒置。

解説

鳥羽院の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、223頁(コマ121)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日