新古今和歌集 巻第四 秋歌上 398番
あし曳の
山道の苔の露の上に、寝覚めた夜更けの月の光を見ることだ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕「山の月」という題で詠みました歌。
山道の苔の露の上に、寝覚めた夜更けの月の光を見ることだ。
意訳
山の中で夜更けに目覚めると、山道の苔に置いた露に、月の光が映っているのが見える。
語釈・文法注
- あし曳の
- 「山」にかかる枕詞。
和歌
- 作者
- 藤原秀能(ふじわらのひでよし) 1184–1240
後鳥羽院の北面・西面の武士。和歌所の寄人として院に重んじられた。承久の乱で院方として戦い、のち出家して如願と号した。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第四・秋歌上・398番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「山月といふことをよみ侍りける」(「山の月」という題で詠みました歌)。
解説
秀能の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、70頁(コマ45)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日