古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1315番

草枕

藤原雅経(飛鳥井雅経)(ふじわらのまさつね)

草枕をどこで結んで定めたらよいか、その方角も知らない。慣れない野辺の夢の通い路よ。

詞書
「水無瀨の戀の十五首の歌合に」(前の歌と同じ詞書)
作者
雅經(藤原雅経(飛鳥井雅経))
  1. 1草枕くさまくら草枕くさまくらくさまくら初句
  2. 2結むす結むすむすびさだめむびさだめむびさだめむ二句
  3. 3かたしらずかたしらずかたしらず三句
  4. 4ならはぬならはぬならわぬ野邊のべ野邊のべのべののの四句
  5. 5夢ゆめ夢ゆめゆめののの通路かよひぢ通路かよひぢかよいじ結句

引用の仕方

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現代語訳

草枕をどこで結んで定めたらよいか、その方角も知らない。慣れない野辺の夢の通い路よ。

意訳

旅の草枕をどこに結んで寝たら恋しい人の夢を見られるのか、方角もわからない。慣れない野辺での夢の通い路よ。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原雅経(飛鳥井雅経)(ふじわらのまさつね) 1170–1221
藤原頼経の子。『新古今和歌集』の撰者の一人。蹴鞠の名手で、和歌と蹴鞠の家である飛鳥井家の祖となった。鎌倉に下って源実朝とも交わった。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1315番
歌体
短歌
状況
詞書「水無瀨の戀の十五首の歌合に」(水無瀬の恋の十五首歌合で)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

雅経の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、240頁(コマ130)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日