古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1703番

白波の

読人しらず(よみびとしらず)

白波の寄せる渚で一生を過ごす漁師の子なので、宿も決まっていない。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1白波しらなみ白波しらなみしらなみののの初句
  2. 2よするよするよする渚なぎさ渚なぎさなぎさににに二句
  3. 3世よ世よよをををつくすつくすつくす三句
  4. 4海人あま海人あまあまののの子こ子ここなればなればなれば四句
  5. 5宿やど宿やどやどももも定さだ定さださだめずめずめず結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

白波の寄せる渚で一生を過ごす漁師の子なので、宿も決まっていない。

意訳

白波の寄せる渚で暮らしを立てている漁師の子なので、決まった家もありません。

語釈・文法注

世をつくす
一生を送る。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1703番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

作者未詳。『和漢朗詠集』(遊女)にも見える。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、313頁(コマ166)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日