古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1353番

色かはる

相模(さがみ)

色の変わる萩の下葉を見ても、まず人の心の秋が知られる。

作者
相模
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2色いろ色いろいろかはるかはるかわる初句
  3. 3萩はぎ萩はぎはぎののの下葉したば下葉したばしたばををを二句
  4. 4見み見みみてもてもても先ま先ままづづず三句
  5. 5人ひと人ひとひとののの心こころ心こころこころののの四句
  6. 6秋あき秋あきあきぞぞぞ知し知ししらるゝらるゝらるる結句

引用の仕方

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現代語訳

色の変わる萩の下葉を見ても、まず人の心の秋が知られる。

意訳

色の変わっていく萩の下葉を見ても、まず思い知らされるのは、人の心に訪れた飽きの秋だ。

語釈・文法注

秋
「飽き」を響かせる。

和歌

作者
相模(さがみ) 生没年未詳(十一世紀)
相模守大江公資の妻だったことから相模と呼ばれた。のち一条天皇の皇女脩子内親王に仕えた。歌合で活躍した女房歌人。
出典
『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1353番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

相模の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、247頁(コマ133)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日