古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1599番

秋風の

壬生忠見(みぶのただみ)

秋風が関を吹き越えるたびに、声を添える須磨の浦浪よ。

作者
壬生忠見
  1. 1天曆てんりやく天曆てんりやくてんりゃくののの御時おほんとき御時おほんときおおんとき、、、屏風びやうぶ屏風びやうぶびょうぶののの歌うた歌うたうた詞書
  2. 2秋あき秋あきあき風かぜ風かぜかぜののの初句
  3. 3關せき關せきせき吹ふ吹ふふききき越こ越ここゆるゆるゆる二句
  4. 4たびたびたび每ごと每ごとごとににに三句
  5. 5聲こゑ聲こゑこえうちそふるうちそふるうちそうる四句
  6. 6すまのすまのすまの浦波うらなみ浦波うらなみうらなみ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕天暦の御代、屏風の歌。

秋風が関を吹き越えるたびに、声を添える須磨の浦浪よ。

意訳

秋風が須磨の関を吹き越えるたびに、浦の浪もその音に声を添えている。

語釈・文法注

和歌

作者
壬生忠見(みぶのただみ) 生没年未詳(十世紀中ごろ)
壬生忠岑の子。天徳四年(960)の内裏歌合で平兼盛と競って敗れ、それを嘆いて病死したという逸話がある。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1599番
歌体
短歌
状況
詞書「天曆の御時、屏風の歌」(天暦の御代、屏風の歌)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

忠見の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、294頁(コマ157)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日