新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1426番
人ならば
人並みならば、思う心を言うだろうに。ままよ、そのとおり、賤しい身の苧環なのだから。
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現代語訳
人並みならば、思う心を言うだろうに。ままよ、そのとおり、賤しい身の苧環なのだから。
意訳
人並みの身なら、思う心を打ち明けるだろうに。それもしかたがない。どうせ私は賤しい身なのだから。
語釈・文法注
- よしや
- ままよ。
和歌
- 作者
- 藤原惟成(ふじわらのこれしげ) 953–989
藤原雅材の子。花山天皇の側近として政治を動かしたが、天皇の出家に従って出家した。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1426番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
- 体言止め
- 体言止め。
解説
惟成の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、258頁(コマ139)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日