古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1568番

白露は

藤原道長(ふじわらのみちなが)

白露は分け隔てして置くまい。女郎花は、自分の心からなのか、色が染まるのだろう。

作者
法成寺入道前攝政太政大臣(藤原道長)
  1. 1かへしかへしかへし詞書
  2. 2白露しらつゆ白露しらつゆしらつゆははは初句
  3. 3わきてもおかじわきてもおかじわきてもおかじ二句
  4. 4女郞花をみなへし女郞花をみなへしおみなえし三句
  5. 5心こころ心こころこころからにやからにやからにや四句
  6. 6色いろ色いろいろののの染そ染そそむらむむらむむらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕返歌。

白露は分け隔てして置くまい。女郎花は、自分の心からなのか、色が染まるのだろう。

意訳

白露は分け隔てして置くわけではない。女郎花は、自分の心がけで美しく色づいているのだ。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原道長(ふじわらのみちなが) 966–1027
藤原兼家の子。娘たちを后に立てて摂政・太政大臣となり、摂関政治の全盛を築いた。法成寺を建て、法成寺入道と呼ばれた。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1568番
歌体
短歌
状況
詞書「かへし」(返歌)。

修辞

二句切れ
二句切れ。

解説

道長の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、287頁(コマ153)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日