古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第二十 釈教歌 1921番

法の舟

円珍(智証大師)(えんちん)

仏法の舟に乗って棹さして行く身なのだ。もろもろの神も仏も、私を見守ってください。

作者
智證大師(円珍(智証大師))
  1. 1入唐につたう入唐につたうにっとうののの時とき時ときときののの歌うた歌うたうた詞書
  2. 2法のり法のりのりののの舟ふね舟ふねふね初句
  3. 3さしてさしてさして行ゆ行ゆゆくくく身み身みみぞぞぞ二句
  4. 4もろ〳〵のもろ〳〵のもろもろの三句
  5. 5神かみ神かみかみももも佛ほとけ佛ほとけほとけももも四句
  6. 6われわれわれををを見み見みみそなへそなへそなえ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕入唐の時の歌。

仏法の舟に乗って棹さして行く身なのだ。もろもろの神も仏も、私を見守ってください。

意訳

仏法を求めて唐へ渡る舟に乗って行く身です。神々も仏たちも、どうか私を見守ってください。

語釈・文法注

みそなへ
ご覧ください。

和歌

作者
円珍(智証大師)(えんちん) 814–891
天台宗の僧。唐に渡って密教を学び、帰国後に天台座主となった。園城寺(三井寺)を再興し、寺門派の祖とされる。
出典
『新古今和歌集』巻第二十・釈教歌・1921番
歌体
短歌
状況
詞書「入唐の時の歌」(入唐の時の歌)。

修辞

二句切れ
二句切れ。

解説

円珍の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、356頁(コマ188)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日