古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1554番

鷗ゐる

藤原顕仲(ふじわらのあきなか)

鴎がいる藤江の浦の沖の州に、夜舟がためらう月のさやけさよ。

作者
神祗伯顯仲(藤原顕仲)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2鷗かもめ鷗かもめかもめゐるゐるいる初句
  3. 3藤ふぢ藤ふぢふじ江え江ええののの浦うら浦うらうらののの二句
  4. 4おきつおきつおきつ洲す洲すすににに三句
  5. 5夜よ夜よよ舟ぶね舟ぶねぶねいざよふいざよふいざよう四句
  6. 6月つき月つきつきのさやけさのさやけさのさやけさ結句

引用の仕方

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現代語訳

鴎がいる藤江の浦の沖の州に、夜舟がためらう月のさやけさよ。

意訳

鴎のいる藤江の浦の沖の州。夜の舟がゆっくりと漂うあたりに、月が明るく照っている。

語釈・文法注

藤江の浦
播磨国の歌枕。
いざよふ
ためらう。

和歌

作者
藤原顕仲(ふじわらのあきなか) 1059–1129
源顕房の子で、藤原氏の養子となった。『堀河百首』の作者の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1554番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

顕仲の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、284頁(コマ152)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日