古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第六 冬歌 596番

定めなく

源泰光(みなもとのやすみつ)

定めなく時雨が降る空の群雲に、いくたび同じ月を待つのだろう。

作者
源泰光
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2定さだ定さださだめなくめなくめなく初句
  3. 3しぐるゝしぐるゝしぐるる空そら空そらそらののの二句
  4. 4村雲むらくも村雲むらくもむらくもににに三句
  5. 5いくたびいくたびいくたび同おな同おなおなじじじ四句
  6. 6月つき月つきつきををを待ま待ままつらむつらむつらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

定めなく時雨が降る空の群雲に、いくたび同じ月を待つのだろう。

意訳

降ったりやんだり、定めなく時雨れる空の群雲。その雲間から出てくるのを、いったい何度、同じ月を待つことだろう。

語釈・文法注

村雲
群がり集まった雲。

和歌

作者
源泰光(みなもとのやすみつ) 生没年未詳(十二世紀末)
後鳥羽院の時代の歌人。
出典
『新古今和歌集』巻第六・冬歌・596番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

泰光の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、105頁(コマ62)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日