古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第七 賀歌 749番

すべらぎを

藤原資業(ふじわらのすけなり)

天皇を常磐堅磐にお守りする守山の山人であるらしい。山かずらを付けている。

作者
式部大輔資業(藤原資業)
  1. 1永承元年えいしようぐわんねん永承元年えいしようぐわんねんえいしょうがんねんののの大嘗會だいじやうゑ大嘗會だいじやうゑだいじょうえ、、、悠紀方ゆきかた悠紀方ゆきかたゆきかたののの屏風びやうぶ屏風びやうぶびょうぶ、、、近江國あふみのくに近江國あふみのくにおうみのくに守山もるやま守山もるやまもるやまをををよめるよめるよめる詞書
  2. 2すべらぎすべらぎすべらぎををを初句
  3. 3常磐ときは常磐ときはときわかきかきかきははわににに二句
  4. 4もるもるもる山やま山やまやまののの三句
  5. 5山人やまびと山人やまびとやまびとならしならしならし四句
  6. 6山やま山やまやまかづらせりかづらせりかずらせり結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕永承元年の大嘗会で、悠紀方の屏風の歌。近江国守山を詠んだ歌。

天皇を常磐堅磐にお守りする守山の山人であるらしい。山かずらを付けている。

意訳

天皇の御代を永遠にお守りする守山の山人であるらしい。神事のしるしの山かずらを髪につけている。

語釈・文法注

すべらぎ
天皇。
もる山
「守る」と「守山」を掛ける。
山かづら
ひかげのかずら。

和歌

作者
藤原資業(ふじわらのすけなり) 988–1070
藤原有国の子。文章博士・式部大輔などを務めた。日野家の祖。
出典
『新古今和歌集』巻第七・賀歌・749番
歌体
短歌
状況
詞書「永承元年の大嘗會、悠紀方の屏風、近江國守山をよめる」(永承元年の大嘗会で、悠紀方の屏風の歌。近江国守山を詠んだ歌)。

修辞

掛詞
「もる」に「守る」と「守山」。

解説

資業の歌。永承元年(1046年)、後冷泉天皇の大嘗会。底本は初句を「すべらぎを」とするが、「すめらぎを」とする本もある。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、132頁(コマ76)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日