新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1851番
世の中は
世の中はどうであっても同じことだ。宮殿も藁屋も、果てしなく続くものではないのだから。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
世の中はどうであっても同じことだ。宮殿も藁屋も、果てしなく続くものではないのだから。
意訳
世の中はどう生きても同じこと。立派な宮殿も粗末な藁屋も、いつまでもあるものではないのだから。
語釈・文法注
- はてしなければ
- 最後まで続くことはないので。
和歌
- 作者
- 蝉丸(せみまる) 生没年未詳
平安前期の歌人とされる。逢坂の関のあたりに住んだ盲目の琵琶の名手と伝えられ、宇多天皇の皇子敦実親王の雑色、醍醐天皇の皇子などとする伝説がある。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1851番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
- 倒置
- 倒置。
解説
蝉丸の歌で、巻第十八(雑歌下)の巻末。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、340頁(コマ180)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日