古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十一 恋歌一 1058番

冬の夜の

藤原兼輔(ふじわらのかねすけ)

冬の夜の涙に凍るわが袖のように、心もうちとけないように見えるあなたよ。

作者
中納言兼輔(藤原兼輔)
  1. 1女をんな女をんなおんなののの許もと許もともとよりかへりよりかへりよりかえり侍はべ侍はべはべりけるにりけるにりけるに、、、程ほど程ほどほどもなくもなくもなく雪ゆき雪ゆきゆきのいみじうふりのいみじうふりのいみじゅうふり侍はべ侍はべはべりければりければりければ詞書
  2. 2冬ふゆ冬ふゆふゆののの夜よ夜よよののの初句
  3. 3淚なみだ淚なみだなみだにこほるにこほるにこおる二句
  4. 4わがわがわが袖そで袖そでそでののの三句
  5. 5心こころ心こころこころとけずもとけずもとけずも四句
  6. 6見み見みみゆるゆるゆる君きみ君きみきみかなかなかな結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕女のもとから帰りました時、まもなく雪がひどく降りましたので。

冬の夜の涙に凍るわが袖のように、心もうちとけないように見えるあなたよ。

意訳

冬の夜、涙で凍りついた私の袖のように、あなたは少しも心をうちとけてくれないように見える。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原兼輔(ふじわらのかねすけ) 877–933
藤原利基の子。中納言に至った。賀茂川の堤に邸があったので堤中納言と呼ばれた。紫式部の曽祖父。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十一・恋歌一・1058番
歌体
短歌
状況
詞書「女の許よりかへり侍りけるに、程もなく雪のいみじうふり侍りければ」(女のもとから帰りました時、まもなく雪がひどく降りましたので)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

兼輔の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、192頁(コマ106)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日