古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1538番

秋の夜の

藤原道経(ふじわらのみちつね)

秋の夜の月に心を慰めて、憂き世に年が積もってしまったことだ。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
藤原道經(藤原道経)
  1. 1秋あき秋あきあきののの夜よ夜よよののの初句
  2. 2月つき月つきつきににに心こころ心こころこころををを二句
  3. 3慰なぐさ慰なぐさなぐさめてめてめて三句
  4. 4憂世うきよ憂世うきようきよににに年とし年としとしののの四句
  5. 5つもりぬるかなつもりぬるかなつもりぬるかな結句

引用の仕方

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現代語訳

秋の夜の月に心を慰めて、憂き世に年が積もってしまったことだ。

意訳

毎年秋の夜の月に心を慰めているうちに、このつらい世の中で、年ばかり重ねてしまった。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原道経(ふじわらのみちつね) 生没年未詳(十二世紀)
藤原顕綱の子。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1538番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

道経の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、281頁(コマ150)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日