新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1485番
神代には
神代にはあったのだろうか、桜の花を今日の挿頭に折った例は。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕四月の賀茂祭の日まで桜が散り残っていた年、その花を祭の使の少将の挿頭にお与えになる葉に書きつけました歌。
神代にはあったのだろうか、桜の花を今日の挿頭に折った例は。
意訳
神代にはあったのだろうか。賀茂祭の今日の挿頭に、桜の花を折って使った例は。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 紫式部(むらさきしきぶ) 978?–1014?
藤原為時の娘。一条天皇の中宮彰子に仕え、『源氏物語』を書いた。『紫式部日記』『紫式部集』もある。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1485番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「四月祭の日まで花ちり殘りて侍りける年、その花を使の少將のかざしにたまふ葉にかきつけ侍りける」(四月の賀茂祭の日まで桜が散り残っていた年、その花を祭の使の少将の挿頭にお与えになる葉に書きつけました歌)。
修辞
- 二句切れ
- 二句切れ。
- 倒置
- 倒置。
解説
紫式部の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、270頁(コマ145)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日