古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第六 冬歌 598番

はれ曇る

源具親(みなもとのともちか)

晴れたり曇ったりする月の光を都に先だって見せて、時雨が来ると告げる山の端の月よ。

作者
源具親
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2はれはれはれ曇くも曇くもくもるるる初句
  3. 3影かげ影かげかげををを都みやこ都みやこみやこににに二句
  4. 4さきだてゝさきだてゝさきだてて三句
  5. 5しぐるとしぐるとしぐると告つ告つつぐるぐるぐる四句
  6. 6山やま山やまやまののの端は端ははののの月つき月つきつき結句

引用の仕方

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現代語訳

晴れたり曇ったりする月の光を都に先だって見せて、時雨が来ると告げる山の端の月よ。

意訳

山の端の月が、晴れたり曇ったりする姿を都に先立って見せて、まもなく時雨が来ることを知らせている。

語釈・文法注

和歌

作者
源具親(みなもとのともちか) 生没年未詳(十二世紀末〜十三世紀前半)
源師光の子で、宮内卿の兄。和歌所の寄人として、後鳥羽院の歌壇で千五百番歌合などに出詠した。
出典
『新古今和歌集』巻第六・冬歌・598番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

擬人法
擬人法。
体言止め
体言止め。

解説

具親の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、105頁(コマ62)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日