新古今和歌集 巻第七 賀歌 728番
子の日する
子の日の遊びをする御垣の内の小松原では、千年の長寿を、ほかのものと見るだろうか。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕永保四年の内裏の子の日の遊びで。
子の日の遊びをする御垣の内の小松原では、千年の長寿を、ほかのものと見るだろうか。
意訳
子の日の遊びをする宮中の小松原。ここに生える小松の千年の寿命は、わが君のほかの誰のものと見るだろうか。
語釈・文法注
- みかき
- 宮中の垣。宮中。
- やは
- 反語。
和歌
- 作者
- 源経信(みなもとのつねのぶ) 1016–1097
源道方の子で、源俊頼の父。大納言に至り、大宰権帥として任地で没した。和歌・漢詩・管絃の三つにすぐれ、「三船の才」とたたえられた。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第七・賀歌・728番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「永保四年内裏の子の日に」(永保四年の内裏の子の日の遊びで)。
解説
経信の歌。永保四年は1084年。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、128頁(コマ74)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日