古典ライブラリー

源氏物語 第29帖

行幸(みゆき)

十二月、大原野への行幸があり、玉鬘は見物に出て、冷泉帝の美しさに心ひかれ、宮仕えも悪くないと思い始める。源氏は玉鬘の裳着を計画し、その機会に実父の内大臣に真相を明かそうと考える。源氏は病の大宮を見舞って事情を語り、大宮の仲立ちで内大臣と対面して、玉鬘が内大臣の娘であることを打ち明ける。二月、玉鬘の裳着が行われ、内大臣が腰結の役を務めて、父娘は初めて対面する。一方、近江の君は、玉鬘が尚侍になるという噂を聞いて、自分を尚侍にしてほしいと内大臣にせがみ、笑いものにされる。

場面

  1. 場面1大原野の行幸
  2. 場面2玉鬘、帝の姿を拝する
  3. 場面3雉の贈答と宮仕えの勧め
  4. 場面4裳着の準備と大宮の病
  5. 場面5源氏、大宮を見舞う
  6. 場面6源氏、大宮に事情を語る
  7. 場面7内大臣、三条宮に参上する
  8. 場面8源氏と内大臣の対面
  9. 場面9玉鬘の素性が明かされる
  10. 場面10内大臣の思い
  11. 場面11大宮からの祝いの品
  12. 場面12中宮と末摘花の贈り物
  13. 場面13腰結の儀
  14. 場面14君達の噂と兵部卿宮
  15. 場面15近江の君、尚侍を望む
  16. 場面16近江の君と内大臣