古典ライブラリー

源氏物語 第4帖

夕顔(ゆうがお)

乳母の見舞いに訪れた五条で、源氏は夕顔の花の咲く粗末な家の女と歌を交わし、素性を明かさないまま通いはじめる。八月十五夜の翌朝、源氏は女を近くの「なにがしの院」へ連れ出すが、その夜、物の怪に襲われて女は息絶える。源氏は重い病に伏し、のちに右近から、女が頭中将の語った「常夏の女」であったと聞く。

場面

  1. 場面1夕顔の花――五条の宿
  2. 場面2よりてこそ――歌の返し
  3. 場面3惟光の報告と伊予介の上京
  4. 場面4六条わたりの朝顔
  5. 場面5素性を隠しての逢瀬
  6. 場面6八月十五夜――隣家の物音
  7. 場面7なにがしの院へ
  8. 場面8物の怪
  9. 場面9惟光の来着――東山へ
  10. 場面10なきがらとの別れ
  11. 場面11源氏の病
  12. 場面12右近の語る夕顔の素性
  13. 場面13空蟬と軒端荻への文、四十九日
  14. 場面14伊予介の下向――空蟬との別れ