源氏物語 第33帖
藤裏葉(ふじのうらば)
大宮の法要の日、内大臣は夕霧に歩み寄り、四月、藤の花の宴に夕霧を招いて、雲居雁との結婚を許す。夕霧と雲居雁は、長い年月を経てようやく結ばれる。明石の姫君は東宮に入内し、紫の上に代わって実母の明石の君が後見として付き添い、紫の上と明石の君は初めて対面して、互いの人柄を認め合う。源氏は准太上天皇の位を得て、内大臣は太政大臣に、夕霧は中納言に昇進する。夕霧と雲居雁は、思い出の三条殿に移り住む。十月、冷泉帝と朱雀院がそろって六条院に行幸し、源氏の栄華は頂点に達する。