古今和歌集 巻第十七 雑歌上 921番
都まで
都まで響き通う唐琴は、波を緒(弦)として張って、風が弾いているのだった。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕唐琴という所で詠んだ歌。
都まで響き通う唐琴は、波を緒(弦)として張って、風が弾いているのだった。
意訳
地名「唐琴」を琴に見立て、波を弦、風を弾き手とした。
語釈・文法注
- 緒すげて
- 弦を張って。
和歌
- 作者
- 真静法師(しんせいほうし) 生没年未詳
下出雲寺で導師を務めた僧と伝える。 - 出典
- 『古今和歌集』巻第十七・雑歌上・921番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「からことといふ所にてよめる」(唐琴という所で詠んだ歌)。
修辞
- 見立て
- 地名を琴に見立てる。
解説
真静法師の歌。
関連
出典
- 底本
- 有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、166頁(コマ96)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日