古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十七 雑歌上 875番

かたちこそ

兼芸法師(けんげいほうし)

姿こそ深山に隠れた朽ち木のようだが、心は花にしようと思えばなれるのだ。

作者
けんけい法師(兼芸法師)
  1. 1女をんな女をんなおんなどものどものどもの見み見みみててて笑わら笑わらわらひければよめるひければよめるいければよめる詞書
  2. 2かたちこそかたちこそかたちこそ初句
  3. 3みやまがくれのみやまがくれのみやまがくれの二句
  4. 4朽木くちき朽木くちきくちきなれなれなれ三句
  5. 5心こころ心こころこころははは花はな花はなはなににに四句
  6. 6なさばなりなむなさばなりなむなさばなりなむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕女たちが見て笑ったので詠んだ歌。

姿こそ深山に隠れた朽ち木のようだが、心は花にしようと思えばなれるのだ。

意訳

容貌を笑われた僧が、心は花のように美しくなれる、と言い返す。

語釈・文法注

和歌

作者
兼芸法師(けんげいほうし) 生没年未詳(九世紀後半)
僧。経歴はほとんどわからない。
出典
『古今和歌集』巻第十七・雑歌上・875番
歌体
短歌
状況
詞書「女どもの見て笑ひければよめる」(女たちが見て笑ったので詠んだ歌)。

修辞

対比
朽ち木と花。

解説

兼芸法師の歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、158頁(コマ92)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日