古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十七 雑歌上 863番

わがうへに

読人しらず(よみびとしらず)

私の上に露が置いているようだ。天の川を渡る舟の櫂のしずくだろうか。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2わがわがわがうへにうへにうえに初句
  3. 3露つゆ露つゆつゆぞおくなるぞおくなるぞおくなる二句
  4. 4天あま天あまあまののの川がは川がはがわ三句
  5. 5とわたるとわたるとわたる船ふね船ふねふねののの四句
  6. 6かいのしづくかかいのしづくかかいのしずくか結句

引用の仕方

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現代語訳

私の上に露が置いているようだ。天の川を渡る舟の櫂のしずくだろうか。

意訳

降りてくる露を、天の川を渡る牽牛の舟の櫂からこぼれたしずくかと想像する。

語釈・文法注

と渡る
渡る。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第十七・雑歌上・863番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

雑歌上の巻頭歌。読人しらず。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、155頁(コマ91)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日