古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十二 恋歌二 611番

我が戀は

凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)

私の恋は行方もわからず、果てもない。ただ逢うことを終わりと思うばかりだ。

「我が戀は」の歌をもとにした情景。私の恋は行方もわからず、果てもない。ただ逢うことを終わりと思うばかりだ。
「我が戀は」の歌をもとにした情景。私の恋は行方もわからず、果てもない。ただ逢うことを終わりと思うばかりだ。
詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
躬恒(凡河内躬恒)
  1. 1我わ我わわががが戀こひ戀こひこいははは初句
  2. 2行方ゆくへ行方ゆくへゆくえももも知し知ししらずらずらず二句
  3. 3果はて果はてはてもなしもなしもなし三句
  4. 4逢あ逢ああふふうをををかぎりとかぎりとかぎりと四句
  5. 5思おも思おもおもふばかりぞふばかりぞうばかりぞ結句

引用の仕方

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現代語訳

私の恋は行方もわからず、果てもない。ただ逢うことを終わりと思うばかりだ。

意訳

先の見えない恋の苦しみを、逢うことだけが終わりだと思って耐える。

語釈・文法注

かぎり
終わり、限度。

和歌

作者
凡河内躬恒(おおしこうちのみつね) 生没年未詳(九世紀末〜十世紀前半)
『古今和歌集』の撰者の一人。甲斐少目・和泉大掾など地方の下級官人を務めたが、歌才は宇多・醍醐両天皇に重んじられ、屏風歌や歌合で活躍した。貫之と並ぶ歌人とされる。三十六歌仙の一人。
出典
『古今和歌集』巻第十二・恋歌二・611番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

凡河内躬恒の歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、109頁(コマ68)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日