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古今和歌集 巻第十二 恋歌二 569番

佗びぬれば

藤原興風(ふじわらのおきかぜ)

つらくなったので、無理に忘れようと思うけれど、夢というものが、人に期待をもたせることだ。

「佗びぬれば」の歌をもとにした情景。つらくなったので、無理に忘れようと思うけれど、夢というものが、人に期待をもたせることだ。
「佗びぬれば」の歌をもとにした情景。つらくなったので、無理に忘れようと思うけれど、夢というものが、人に期待をもたせることだ。
詞書
「寛平の御時きさいの宮の歌合の歌」(前の歌と同じ詞書)
作者
藤原興風
  1. 1佗わ佗わわびぬればびぬればびぬれば初句
  2. 2しひてしひてしいて忘わす忘わすわすれむとれむとれむと二句
  3. 3思おも思おもおもへどもへどもえども三句
  4. 4夢ゆめ夢ゆめゆめといふといふという物もの物ものものぞぞぞ四句
  5. 5人ひと人ひとひとだのめなるだのめなるだのめなる結句

引用の仕方

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現代語訳

つらくなったので、無理に忘れようと思うけれど、夢というものが、人に期待をもたせることだ。

意訳

忘れようとしても、夢で逢えるとまた期待してしまう。

語釈・文法注

人だのめ
人に期待させること。

和歌

作者
藤原興風(ふじわらのおきかぜ) 生没年未詳(九世紀後半〜十世紀前半)
藤原浜成の曽孫で、相模掾・治部少丞などを務めた。管絃にも長じた。寛平期の歌合で活躍した。三十六歌仙の一人。
出典
『古今和歌集』巻第十二・恋歌二・569番
歌体
短歌
状況
詞書「寛平の御時きさいの宮の歌合の歌」(寛平の御時、后の宮の歌合の歌)。

解説

藤原興風の歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、102頁(コマ64)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日