古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十 物名 461番

あしがきの

紀貫之(きのつらゆき)

葦垣の山辺に住んでいると、白雲は私にどうしろというのか、晴れる時がない。

「あしがきの」の歌をもとにした情景。葦垣の山辺に住んでいると、白雲は私にどうしろというのか、晴れる時がない。
「あしがきの」の歌をもとにした情景。葦垣の山辺に住んでいると、白雲は私にどうしろというのか、晴れる時がない。
作者
貫之(紀貫之)
  1. 1よどよどよど川かは川かはかは詞書
  2. 2あしがきのあしがきのあしがきの初句
  3. 3山邊やまべ山邊やまべやまべにににををおればればれば二句
  4. 4白雲しらくも白雲しらくもしらくもののの三句
  5. 5いかにせよとかいかにせよとかいかにせよとか四句
  6. 6はるるはるるはるる時とき時ときときなきなきなき結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕よど川。

葦垣の山辺に住んでいると、白雲は私にどうしろというのか、晴れる時がない。

意訳

「いかにせよとか」に「よどかは(淀川)」を詠みこむ。

語釈・文法注

晴るる時なき
晴れる時がない。

和歌

作者
紀貫之(きのつらゆき) 872?–945?
『古今和歌集』の撰者の中心で、仮名序を書いた。御書所預などを経て土佐守となり、任期を終えて帰京する旅を『土佐日記』に書いた。理知的で技巧に富む歌風で、『古今和歌集』に最も多い百首あまりが入る。三十六歌仙の一人。
出典
『古今和歌集』巻第十・物名・461番
歌体
短歌
状況
詞書「よど川」(よど川)。

修辞

物名
「よとかは」。

解説

紀貫之の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、88頁(コマ57)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日