古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十 物名 462番

なつぐさの

壬生忠岑(みぶのただみね)

夏草が上に茂っている沼の水のように、行き場のない私の心であることよ。

「なつぐさの」の歌をもとにした情景。夏草が上に茂っている沼の水のように、行き場のない私の心であることよ。
「なつぐさの」の歌をもとにした情景。夏草が上に茂っている沼の水のように、行き場のない私の心であることよ。
作者
忠岑(壬生忠岑)
  1. 1かたかたかた野の野のの詞書
  2. 2なつぐさのなつぐさのなつぐさの初句
  3. 3うへはしげれるうへはしげれるうえはしげれる二句
  4. 4沼水ぬまみづ沼水ぬまみづぬまみずののの三句
  5. 5ゆくかたのなきゆくかたのなきゆくかたのなき四句
  6. 6わがわがわが心こころ心こころこころかなかなかな結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕かた野。

夏草が上に茂っている沼の水のように、行き場のない私の心であることよ。

意訳

「ゆくかたの」に「かたの(交野)」を詠みこむ。

語釈・文法注

交野
河内国の地名。

和歌

作者
壬生忠岑(みぶのただみね) 生没年未詳(九世紀後半〜十世紀前半)
『古今和歌集』の撰者の一人。右衛門府生など下級の武官を務めた。歌論書『和歌体十種(忠岑十体)』の作者とされる。三十六歌仙の一人。
出典
『古今和歌集』巻第十・物名・462番
歌体
短歌
状況
詞書「かた野」(かた野)。

修辞

物名
「かたの」。

解説

壬生忠岑の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、89頁(コマ58)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日