古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十 物名 440番

あきちかう

紀友則(きのとものり)

秋が近い野になった。白露の置いた草葉も色が変わっていく。

「あきちかう」の歌をもとにした情景。秋が近い野になった。白露の置いた草葉も色が変わっていく。
「あきちかう」の歌をもとにした情景。秋が近い野になった。白露の置いた草葉も色が変わっていく。
作者
友則(紀友則)
  1. 1きちかうのきちかうのきちこうの花はな花はなはな詞書
  2. 2あきちかうあきちかうあきちこう初句
  3. 3のののはなりにけりはなりにけりはなりにけり二句
  4. 4白露しらつゆ白露しらつゆしらつゆののの三句
  5. 5置お置おおけるけるける草葉くさば草葉くさばくさばももも四句
  6. 6色いろ色いろいろかはりゆくかはりゆくかわりゆく結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕きちかうの花。

秋が近い野になった。白露の置いた草葉も色が変わっていく。

意訳

「あきちかうのはな」に「きちかう(桔梗)の花」を詠みこむ。

語釈・文法注

きちかう
桔梗。

和歌

作者
紀友則(きのとものり) ?–905?
『古今和歌集』の撰者の一人で、紀貫之の従兄。大内記などを務めたが、集の完成を待たずに亡くなり、巻第十六に貫之・壬生忠岑の哀悼の歌がある。のびやかで格調のある歌風で知られる。三十六歌仙の一人。
出典
『古今和歌集』巻第十・物名・440番
歌体
短歌
状況
詞書「きちかうの花」(きちかうの花)。

修辞

物名
「(あ)きちかうのはな」。

解説

紀友則の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、85頁(コマ56)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日