枕草子 第303段 類聚的章段
織物は
織物として、紫、白、萌黄に柏の葉を織り出したものを挙げ、紅梅もよいが見飽きやすいという。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
織物は。
紫。白。萌黄に柏の葉の模様を織り出したもの。紅梅もよいけれど、やはり見飽きることがこの上ない。
意訳
好ましい織物を挙げた段である。紅梅色は華やかだが、すぐに見飽きてしまうという指摘に、作者の鋭い感覚が表れている。
語釈・文法注
文法
- 「見ざめ」
- 見ているうちに興がさめること。
解説
短い段である。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、360頁(コマ192)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日