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枕草子 第298段 随想的章段

ある女房の遠江守の子なる人を

ある女房が遠江守の子と付き合っていたが、男が同じ宮仕えの女とも付き合っていると聞いて恨むと、男は親にかけて誓い、「夢にも見ていない」と言う。それに対して作者が「誓へ君遠つ近江の神かけてむげに浜名の橋見ざりきや」と詠んだ。

  1. 1あるあるある女房にようばう女房にようばうにょうぼうののの遠江守とほたふみのかみ遠江守とほたふみのかみとおとうみのかみののの子こ子ここなるなるなる人ひと人ひとひとをををかたらひかたらひかたらいてててあるあるあるががが、、、同おな同おなおなじじじ宮みや宮みやみや人びと人びとびとをををかたらふかたらふかたらうととと聞き聞きききききててて恨うら恨うらうらみみみけれけれければばば、、、親おや親おやおやなどなどなどもももかけかけかけててて誓ちか誓ちかちかははわせせせ給たま給たまたまふふう。。。「「「いみじきいみじきいみじきそらごとそらごとそらごとなりなりなり。。。夢ゆめ夢ゆめゆめにににだにだにだに見み見みみずずず」」」とととなむなむなんいふいふいう。。。「「「いかがいかがいかがいふいふいうべきべきべき」」」ととといふいふいうととと聞き聞きききききててて、、、
  2. 2「「「誓ちか誓ちかちかへへえきみきみきみ遠とほ遠とほとおつつつあふみあふみあうみのののかみかみかみかけかけかけてててむげむげむげににに濱名はまな濱名はまなはまなのののはしはしはし見み見みみざりざりざりきききややや」」」。。。

引用の仕方

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現代語訳

ある女房が、遠江守の子である人と親しくしていたが、その男が同じ宮仕えの女とも付き合っていると聞いて恨んだところ、男は親にまでかけて誓いを立てなさる。「とんでもない嘘だ。夢にさえ見たことはない」と言う。「どう言ってやればよいかしら」と言うのを聞いて、

誓いなさい、あなた。遠江の神(親である遠江守)にかけて。まったく浜名の橋を見なかった(その女に会わなかった)というのですか。

意訳

浮気を疑われた男が、親の名にかけて否定する。それに対して作者は、男の父が遠江守であることにかけて、遠江の名所「浜名の橋」を詠み込んだ歌で問い詰めた。地名を巧みに使った、皮肉のきいた代作の歌である。

語釈・文法注

文法

「遠つあふみ」
遠江国(静岡県)。男の父が遠江守であることに掛ける。
「濱名のはし」
遠江国の歌枕、浜名の橋。

和歌

誓へ君遠つ近江の神かけてむげに浜名の橋見ざりきや

詠者
清少納言(代作)
状況
浮気を否定する男に対して、ある女房のために詠んだ歌。

修辞

掛詞
「かみ」に「神」と「守(遠江守)」を掛ける。「はし」に「橋」と「端(ちらりとも)」を響かせる。

解説

女房の恋の悩みに、作者が代わって歌を詠んだ話である。

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出典

底本
丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、359–360頁(コマ191–192)。国立国会図書館デジタルコレクション
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部
更新日