古典ライブラリー

枕草子 第296段 随想的章段

定澄僧都に袿なし

「定澄僧都に袿なし、すゐせい君に袙なし」と言った人もおもしろいという。

  1. 1「「「定澄ぢやうちよう定澄ぢやうちようじょうちょう僧都そうづ僧都そうづそうずににに袿うちき袿うちきうちきなしなしなし。。。すゐせいすゐせいすいせい君ぎみ君ぎみぎみににに袙あこめ袙あこめあこめなしなしなし」」」ととと言い言いいひひいけむけむけん人ひと人ひとひともももこそこそこそをかしけれをかしけれおかしけれ。。。

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

「定澄僧都に袿なし。すゐせい君に袙なし」と言ったという人もおもしろい。

意訳

背の高い定澄僧都には合う丈の袿がなく、小柄なすゐせい君には合う袙がない、という冗談とされる。人の体格をからかった当時の評判の言葉を書きとめたものである。

語釈・文法注

文法

「定澄僧都」
興福寺の僧。背が高いことで知られた。
「すゐせい君」
小柄な人物とされるが、誰を指すかは不明。

解説

短い一文の段である。

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出典

底本
丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、359頁(コマ191)。国立国会図書館デジタルコレクション
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部
更新日