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枕草子 第291段 随想的章段

をかしと思ふ歌を

すばらしいと思った歌などを草子に書きとめておいたのに、それを身分の低い者が口ずさんでいるのは情けない。ただ読み上げるだけならまだよいという。

  1. 1をかしをかしおかしととと思おも思おもおもひひいししし歌うた歌うたうたなどなどなどををを草紙さうし草紙さうしそうしににに書か書かかきききててておきおきおきたるたるたるににに、、、げすげすげすのののうちうちうちうたひうたひうたいたるたるたるこそこそこそ心こころ心こころこころ憂う憂ううけれけれけれ。。。よみよみよみにににもももよむよむよむかしかしかし。。。

引用の仕方

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現代語訳

すばらしいと思った歌などを草子に書いておいたのに、身分の低い者が口ずさんでいるのは情けない。せめて普通に読み上げればよいのに。

意訳

大切に書き写しておいた歌を、教養のない者が節をつけて口ずさむのを聞くと、歌の値打ちが下がるようでいやだという。美しいものへのこだわりの強い作者らしい不満である。

語釈・文法注

文法

「よみにもよむかし」
普通に読み上げるならまだよいのに、の意とされる。

解説

短いが、作者の美意識をよく示す段である。

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出典

底本
丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、357頁(コマ190)。国立国会図書館デジタルコレクション
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部
更新日