枕草子 第286段 類聚的章段
見ならひするもの
まねをするものとして、あくび、幼児たち、品のないつまらない者を挙げる。
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現代語訳
まねをするもの。
あくび。幼児たち。何となく品のよくない、つまらない者。
意訳
人のまねをするものとして、あくび、幼児、品のない者を挙げた短い段である。あくびがうつることを、すでに作者は観察していた。
語釈・文法注
文法
- 「見ならひ」
- 見てまねをすること。
解説
あくびが伝染することを指摘した、観察の鋭い短い段である。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、354頁(コマ189)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日