枕草子 第284段 随想的章段
宮仕へする人々の出で集まりて
宮仕えする女房たちが里に集まって、それぞれの主人のことをほめたり、宮中の内外の出来事を語り合ったりするのを、その家の主人として聞くのはおもしろいという。
場面イラスト(準備中)
- 1宮宮みや仕仕ずかえするするする人々人々ひとびとののの出出いででで集集あつまりりりててて君々君々きみぎみののの御御おん事事ことめでめでめで聞聞きこえええ、、、宮宮みやののの內內うち外外とののの端端はしののの事事ことどもどもどもかたみにかたみにかたみに語語かたりりり合合あわせせせたるたるたるををを、、、おのおのおのががが君々君々きみぎみ、、、そのそのその家家いえあるじあるじあるじにてにてにて聞聞きくくくこそこそこそをかしけれをかしけれおかしけれ。。。
現代語訳
宮仕えをしている人々が里に下がって集まって、それぞれの主人のことをおほめ申し上げ、宮中の内外のこまごまとしたことを互いに語り合っているのを、自分がその家の主人として聞くのは、たいそうおもしろい。
意訳
違う主人に仕える女房たちが集まって、互いの宮中の話を交換するのを、家の主人として聞くのはおもしろいという。次の段で語られる、宮仕えの女房たちが集える家への憧れにつながる内容である。
語釈・文法注
文法
- 「君々」
- それぞれが仕える主人。
解説
次段とともに、女房どうしの交流の楽しさを述べている。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、354頁(コマ189)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日