枕草子 第263段 類聚的章段
下襲は
下襲として、冬は躑躅襲、掻練襲、蘇芳襲、夏は二藍襲、白襲を挙げる。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
下襲は。
冬は躑躅襲、掻練襲、蘇芳襲。夏は二藍襲、白襲。
意訳
男性が束帯の下に着る下襲の色目の好みを、冬と夏とに分けて挙げている。冬は赤系の暖かい色、夏は二藍や白の涼しげな色である。
語釈・文法注
文法
- 「下襲」
- 束帯の袍の下に着る衣。後ろの裾(尻)を長く引く。
解説
衣装の色目を挙げた短い段である。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、346頁(コマ185)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日