枕草子 第259段 類聚的章段
指貫は
指貫として、濃い紫、萌黄、夏は二藍を挙げ、暑いころの夏虫の色も涼しげだという。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
指貫は。
紫の濃いの。萌黄。夏は二藍。たいそう暑いころに、夏虫の色をしたのも涼しげである。
意訳
男性の袴である指貫の色の好みを挙げている。夏虫の色は、青みがかった薄い緑色とされ、見た目にも涼しい。季節に合わせた衣装の色選びに、作者の美意識が表れている。
語釈・文法注
文法
- 「夏蟲の色」
- 夏虫(蛾やトンボの類)の羽のような、薄い青緑色とされる。
解説
以下、衣装の色や素材の好みを挙げた段が続く。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、345頁(コマ184)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日