枕草子 第249段 随想的章段
よき人の御事はさらなり
身分の高い人はもちろん、身分の低い者でも、親がかわいがる子は人目を引き、大切にされているように見える。親にも主君にも、親しく付き合う人にも、人に愛されることほどすばらしいことはないという。
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- 1よきよきよき人人ひとののの御御おん事事ことははは更更さらなりなりなり、、、げすげすげすなどなどなどのののほどほどほどももも、、、親親おやなどなどなどののの悲悲かなしうしうしゅうするするする子子こははは、、、目目めだちだちだち見見みたてたてたてられられられててていたはしういたはしういたわしゅうこそこそこそおぼゆれおぼゆれおぼゆれ。。。見見みるるるかひかひかいあるあるあるはははことわりことわりことわり、、、いかゞいかゞいかが思思おもははわざらざらざらむむんととと覺覺おぼゆゆゆ。。。ことなることなることなることことことなきなきなきははは又又またこれこれこれををを悲悲かなしししととと思思おもふふうらむらむらんははは、、、親親おやなれなれなればばばぞぞぞかしかしかしとととあはれあはれあわれなりなりなり。。。親親おやにににももも君君きみにににもももすべてすべてすべてうちうちうちかたらふかたらふかたらう人人ひとにににももも、、、人人ひとににに思思おもははわれれれむむんばかりばかりばかりめでたきめでたきめでたき事事ことはははあらあらあらじじじ。。。
現代語訳
身分の高い方のことは言うまでもなく、身分の低い者などの場合でも、親などがかわいがる子は、人目を引き、大事にされて、いとおしく思われる。見がいのある子はもっともで、どうしてかわいがらないことがあろうと思われる。とりたててどうということもない子を、またかわいいと思っているのは、親だからこそだと、しみじみと思われる。親にも、主君にも、すべて親しく付き合う人にも、人に愛されることほどすばらしいことはないだろう。
意訳
前段に続いて、人に愛されることのすばらしさを説く。親のかわいがる子は、それだけで人目に立ち、大事にされているように見える。取り柄のない子でも親にとってはかわいいのだと、親の愛情の深さにしみじみと感じ入っている。
語釈・文法注
文法
- 「悲しうする」
- かわいがる、いとおしむ。
解説
前段と合わせて、愛されることの意味を考えた随想である。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、329頁(コマ172)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日