枕草子 第244段 類聚的章段
いみじく汚きもの
ひどく汚いものとして、なめくじ、粗末な板敷の箒、殿上の合子を挙げる。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
ひどく汚いもの。
なめくじ。粗末な板敷の箒。殿上の間の合子。
意訳
汚いものを三つ挙げた短い段である。殿上の間の合子(蓋つきの椀)が入っているのは、多くの人が使い回すために汚れていたからであろう。
語釈・文法注
文法
- 「がふし」
- 合子。蓋つきの小さな椀。殿上の間で食事に使われた。
解説
短い列挙の段である。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、328頁(コマ171)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日