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枕草子 第242段 随想的章段

鶯に時鳥は劣れる

ほととぎすが鶯に劣ると言う人はたいそう薄情で憎らしい。鶯は夜鳴かないのがよくない。すべて夜鳴くものはすばらしいが、赤ん坊だけはそうではないという。

  1. 1鶯うぐひす鶯うぐひすうぐいすににに杜鵑ほととぎす杜鵑ほととぎすほととぎすははは劣おと劣おとおとれるれるれるととといふいふいう人ひと人ひとひとこそこそこそいといといとつらうつらうつろうにくけれにくけれにくけれ。。。鶯うぐひす鶯うぐひすうぐいすはははよるよるよるなかなかなかぬぬぬいといといとわろしわろしわろし。。。すべてすべてすべてよるよるよるなくなくなくものものものはははめでたしめでたしめでたし。。。ちごちごちごどもどもどもぞぞぞはははめでたからめでたからめでたからぬぬぬ。。。

引用の仕方

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現代語訳

鶯にほととぎすは劣っていると言う人は、たいそう薄情で憎らしい。鶯は夜鳴かないのがたいそうよくない。すべて夜鳴くものはすばらしい。赤ん坊だけはすばらしくない。

意訳

ほととぎすびいきの作者が、鶯と比べてほととぎすをけなす人に反論する短い段である。夜に鳴くものはすばらしいと言い切ったあとで、「赤ん坊の夜泣きだけは別」と落とすところに、作者のユーモアがある。

語釈・文法注

文法

「つらう」
薄情で、思いやりがない。

解説

前段のほととぎすの話題を受けた段である。夜泣きする赤ん坊を持ち出すオチが印象的である。

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出典

底本
丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、328頁(コマ171)。国立国会図書館デジタルコレクション
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部
更新日